ないぞう印暗記法

暗記が苦手だったないぞうが東象大学入学を目指すために身につけた暗記方法を完全無料で全部公開しちゃうぞう。

はじめに

 ないぞう印暗記法を使うと、英単語帳の単語が1ヶ月でまるまる1冊覚えられたり、DUO 3.0の英文の暗唱が最初から順番にできるようになったり、生物の索引とその単語の意味を暗唱できるようになったりするぞう。

 ないぞう印の暗記法は記憶力世界チャンピオンも利用している場所法(Loci method)という方法を利用するんだぞう。

 人間は古来、狩猟で生活をしていたぞう。どこに獲物がいるか、どこに果物があるか、どこに水があるか。そういった場所を記憶することは、生きることと同義であったらしいぞう。

 そのため、人の脳には場所の記憶をつかさどる「場所ニューロン」という神経細胞が存在するとかなんとか言われているそうだぞう。

 場所法のやり方自体はとても簡単だぞう。他所のサイトでも場所法のやり方が書いてあるところはいっぱいあるぞう。

 もっと詳しく知りたい人は、このサイトの右側か下に紹介している書籍を読むといいぞう。世界チャンピオンのテクニックが書いてあるぞう。

 でも、やり方が分かったとしても、それをどう、受験的な暗記に結び付ければいいのかを教えてくれているサイトは、ほぼないんだぞう。たぶん、5個くらいの場所に、電話とかピザとかどうでもいいものを関連付けて覚えさせて、ほら、すごいでしょ。あとはがんばれ。みたいなサイトばっかりだと思うぞう。もし、あったとしても、肝心なところは教えてくれずに、続きはこの情報商材を数万円買ってね。というオチだぞう。

 ここでは、ぼく自身が実際に実行し工夫を重ね効果が上がっている方法を、なるだけ詳しく、完全無料で説明するぞう。

 無料で公開することで、このサイトが、日本の学習レベルの底上げに貢献できたらうれしいぞう。

 

ないぞう印の特徴

 ないぞう印の暗記法の特徴を説明する。そんじょそこらの暗記法とはわけがちがう。

  1. 試験と名がつくものすべての教科に対応可能
    英単語、古文単語、数学や物理の公式から、サラリーマンの資格試験まで、暗記と名がつくものならなんでも対応可能だ。すごいぞう。
  2. 長期記憶が可能
    いくらすぐに暗記できたって、試験日まで記憶できてないと意味がない。ないぞう印は短期や中期記憶ではなく、長期記憶の状態を目指す。
  3. 復習の時にテキストが不要
    長期記憶するには復習が必須だけど、そのとき、テキストを持ち歩く必要がない。手ぶらで復習ができる。場所法は本当にすごい。
  4. 努力は必要。でも普通に暗記するよりかなり楽。本気と書いてマジで
    場所法は魔法じゃない。右脳を活性化させたりする怪しい方法でもない。何をするにも努力は必要だ。ただ、無駄な努力をする必要がなくなる!

 

場所法のまえに

 場所法がどんなものか体験するまえに、普通に暗記してみよう。場所法との比較をするためだ。

 ◆おぼえる単語

「カブトムシ」 「筋肉」 「ひまわり」 「サラダ油」 「天狗」 「ぞう」 「ガンダム」

 

 ◆普通におぼえてみよう

 これら7つの単語を順番通りに思い出すのが目標だ。暗記が得意な人には7個くらいの単語を記憶するのはなんてことないとは思うが、苦手な人にとってはとても大変なことだと思う。

 まずは、場所法を使わずに憶えてみてくれ。何分でも使っていい。

 

 おぼえたと思ったら、「おぼえたぞう」ボタンを押したら上の単語が表示されなくなるので、その状態で、10分くらい他の事をしていてほしい。もう一回見たい時は「もういっかい」ボタンを押してくれ。そして10分後に必ず戻ってきてほしい。

 

 ◆普通におもいだしてみよう

 お帰りなさいませ。

 早速おもいだしてみよう。おぼえた単語を心に思い浮かべながら、「1~7個目」ボタンを押してほしい。

 

 さあ、どうだっただろうか。全部順番どおりおもいだせただろうか?もしできたとして、これを明日まで、1週間後まで覚えている自信はあるだろうか?

 場所法ならそれが可能だぞう!!

 

場所法をためす

 では、いよいよ、場所法を試してみよう。ここでは場所法がどんなものなのか、感じをつかんでほしい。ここでやることがこれからの基礎となる。

 

 ◆手順

 場所法は以下の手順でやっていく。

  1. 場所を考える
  2. 場所を覚える
  3. 場所に単語を置いていく
  4. 復習する
  5. 思い出す

 

 ◆おぼえる単語

「かたつむり」 「馬」 「入れ歯」 「親指」 「パンダ」 「サボテン」 「バナナ」

 

 ◆1.場所を考える

 場所法だけに、まずは場所を考えよう。場所は例えば、家の中、通学路、よくあそびにいくところ、散歩コース、昔すんでた街など、自分にとって馴染み深い場所を選ぶといい。

 今回は、たかだか7この単語を覚えるだけなので、家の中を選んでみる。

 選ぶ場所と順番にもコツがあって、例えば、朝起きて学校にいくまでにたどる家の場所を順番に選ぶとか、帰ってきてから寝るまでにたどる家の場所を順番に選ぶとか、自分にとって意味のある順番に沿った場所を選んでほしい。そのほうが、おぼえやすいし思い出しやすいからだ。

 ちなみにぼくは、朝起きてからごはんを食べるまでの順番のうち最初の7つを選んだ。選んだ7つの場所とその順番は以下のとおりだ。

  1. 寝室のベッドの上
  2. 廊下
  3. トイレの中
  4. リビングのソファー
  5. リビングのテレビの前
  6. ダイニングテーブルの上
  7. カウンターキッチン前

 ① 朝は、優雅にベッドで目覚める。

 ② ベットから降りて寝室のドアを開けると、そこは廊下だ。

 ③ 廊下をリビング方面に歩くと左側にトイレがある。寝ているあいだにたまった尿をトイレで放出する。

 ④ トイレから出てリビングに行ったら、まずはゆったりとソファーに座る。雑誌を片手に朝のひとときを過ごす。

 ⑤ ひと通り雑誌を見たら今度は朝の情報番組を見るために、テレビの前に移動する。朝は昔からめざましテレビと決めてる。軽部アナがまた変なコトやってる。

 ⑥ そうこうしているうちに朝ごはんがテーブルの上に運ばれてきた。

 ⑦ ご飯を食べ終わったら食べ終わった食器をカウンターキッチン前に持っていくお手伝いをする。えらいぞう。

 

 ◆2.場所を覚える

 いつも生活をしている空間を選ぶので、覚えるのはそんなに難しく無いと思う。選んだ場所をスムーズに思い出せるようになるまで練習して欲しい。ただし、復習のときになんども行ったり来たりするので、ここではそこまではっきりと覚えておかなくても大丈夫だ。

 

 ◆3.場所に単語を置いていく

 場所に単語を置いていくとき、ただ置けばいいというわけではない。場所法では、その場所であたかも自分が体験したかのようなイメージで記憶する。以下の点を踏まえて置くと記憶しやすいぞう

 (1) 登場人物を設定する

 (2) 登場人物および自分自身の行動を設定する

 (3) その時の感情を設定する

 (4) その時のその場の雰囲気

 つまり、「場所〇〇で」「〇〇が」「〇〇している」「〇〇という感じがした」その時は「〇〇な雰囲気の時だった」という感じだ。詳しくは、以下の例を見て欲しい。イメージしやすいようにイメージ図を描いてみた。あくまで例なので、自分がイメージしやすいように考えて欲しい。

 上のような内容を、言葉ではなくイメージとして記憶する。だから、かならず4つとも必要なわけでもないし、もっと必要かもしれない。そのあたりは初めから上手くできないので、慣れていって欲しい。

 

 場所1.寝室のベッドの上

 単語1.かたつむり

 朝起きるとベッドのうえをかたつむりが這い回っているぞう。とっても気持ち悪いぞう。ネバネバするぞう。吐きそうだぞう。

 登場人物:カタツムリ

 登場人物の行動:ベッドの上を這い回っている

 その時の感情:気持ち悪い、ネバネバする

 その時の雰囲気:寝室だ。まだ眠い。少し暗い。驚いて心臓がドキドキしている。

 思い出すときに、感情や雰囲気が結構役に立つ

 「寝室は少し暗くてまだ眠いけどドキドキしてる。なんでだっけ?なんか気持ち悪いことがあったんだ。気持ち悪いことってなんだっけ?そうだ、何かが這いまわってた。なんだっけ?ネバネバしてたし、そうだ、かたつむりだ!!!」みたいな感じで思い出せる。

 例えばかたつむりじゃなくてカブトムシだった場合は、ブンブン飛び回る音や、カサカサ這い回る音、つのが当たってチクチクする感覚なんかをいれこむと覚えられる。

 

 場所2.廊下

 単語2.馬

 寝室のドアを開けると、廊下で馬がうんこしているぞう。びっくりしたぞう。臭いぞう。目があったら猛スピードで逃げていったぞう。

 登場人物:馬

 登場人物の行動:うんこしている。猛スピードで逃げた。

 その時の感情:びっくりした。くさい。

 その時の雰囲気:ドアを開けると突然の光景。動物園っぽい匂い。

 お食事中の方、スミマセン。でも、下ネタは結構記憶に残りやすい。小学生男子になった気分で考えてみよう。

 動物が、馬か牛かわからなくなる場合があると思う。その時のために、馬の特徴である「猛スピードで逃げた」をイメージに入れ込んでおく。

 馬の艶々した毛並みや、馬糞特有の匂いなどをイメージにとどめておくといい。

 

 場所3.トイレ

 単語3.入れ歯

 トイレに入ると、トイレの神様が入れ歯を洗っていた。

 登場人物:トイレの神様

 登場人物の行動:入れ歯を洗っている

 その時の感情:びっくりした。恐れ多いものをみてしまった。神様の口がしわしわになってる。

 その時の雰囲気:トイレと加齢臭、そして入れ歯のすっぱい匂いが入り交じった匂いがする。神々しい。本当にトイレに神様っているんだ!という気持ち。

 トイレには神様がいて、僕のことを見守ってくれている。でもおじいちゃんだから入れ歯だろうな。入れ歯はトレの水で洗ってるのかなぁ。みたいなイメージ。

 

 場所4.リビングのソファー

 単語4.親指

 リビングでソファーでくつろごうと思ったら、親指くんがさきにすわってくつろいでいた。

 登場人物:親指くん

 登場人物の行動:ソファーにすわっている

 その時の感情:親指!?がっかりした。座れないぞう。どこに座ったらいいのかなあ。

 その時の雰囲気:朝の木漏れ日が窓から差し込んでくる爽やかな朝。気味の悪い親指が座っている。

 なんで親指がいるんだという疑問と、せっかくソファーでくつろごうとしてたのに朝の日課ができないという残念感なイメージ。

 

 場所5.リビングのテレビの前

 単語5.パンダ

 友達から、テレビにパンチラが映ってるって連絡があったからテレビをつけたら、パンダがちらっとこっちを見ていた。

 登場人物:パンダ

 登場人物の行動:ちらっとこっちを見ている

 その時の感情:期待感。ガッカリ感。かわいい。少し恥ずかしい。

 その時の雰囲気:あせってテレビがなかなかつかない。少し気まずい。

 パンチラ!急いでテレビつけなきゃという期待感と、パンダだったダマされた感。そしてパンダかわいいなというイメージ。

 

 場所6.リビングのダイニングテーブルの上

 単語5.サボテン

 お母さんが朝ごはんを運んできた。「ないぞうちゃん、朝ごはんですよぉ」、見ると、すべてのメニューがサボテンだった。さぼてんの丸焼き、さぼてんステーキ、さぼてんジュース。くえねえぞう。

 登場人物:お母さん

 登場人物の行動:ご飯を運んできた。

 その時の感情:朝ごはんだわーい!ってサボテン!?とげとげして食べれないよお。

 その時の雰囲気:朝ごはんのいい香り。食べれないガッカリ感。

 朝ごはんなんだろうという期待感と、サボテンだったがっかり感。そしてサボテン可哀想だなというイメージ。

 

 場所7.カウンターキッチン前

 単語5.バナナ

 お母さんが、「食後はバナナよ。カウンターにあるから持ってって。」って言うから、カウンターにいってみたら、サルがバナナを全部食べてた。

 登場人物:お母さん、サル

 登場人物の行動:全部食べてた。

 その時の感情:バナナだわーい!わっ、サルがいる。全部食べられたガッカリ。

 その時の雰囲気:家の中になぜ猿がいるんだ?食べれないガッカリ感。

 食後のデザートを楽しみにサボテンを何とか食べ終えて、取りに行ってみたら全部食べられていて残念だなぁという気持ちと、なんで猿がいるんだという驚きの入り交じったイメージ。

 

 ◆4.復習する

 場所を順番にたどって復習をする。

 復習の時は、基本的に何も見ずにやる。どうしても思い出せない時だけ、単語を確認する。

 頭の中で場所をたどりながら先ほど場所に配置したイメージを強固なものにしていく。例えば、

 

  ベッド → 気持ち悪い → かたつむり

  廊下 → うんこ → 馬

  トイレ → 加齢臭 → トイレの神様 → 入れ歯

  ソファー → 座れない → 気味が悪い → 親指

  テレビ → パンチラ! → パンダ

  ダイニングテーブル → 食べられない → サボテン

  カウンターキッチン → サル → バナナ

 

 というように、感情やイメージを挟み込みながら覚えていく。場所をたどるだけなので、なんども復習が可能だ。

 登場人物を思い出すと、単語が思い出しやすい。分からなくなったら、誰が(何が)そこにいたかを思い出すといい。

 これで、場所ニューロンに、疑似体験と共に単語が記憶される

 何度か復習をして覚えたと思ったら、10分くらい他のことをしてからここに戻ってきて欲しい。

 いよいよ思い出してみよう。

 

 ◆5.思い出す

 おぼえた単語を思い出そう。思い出すときは、頭の中で場所をたどりながらひとつずつ、その場のイメージを感じながら思い出そう。おぼえた単語を心に思い浮かべながら、「1〜7個目」ボタンを押してほしい。

 

 

 どうだっただろうか。場所法を使わずにおぼえたときよりも楽に思い出せたと思う。そして、長く覚えていられると思う。明日になっても思い出せるはずだ。あさってでも、来週でも思い出せるはずだ。これが場所法の基本だ。できなかった人は、やり方が間違っている可能性がある。その時は、twitterで質問してほしい

 ただし、これだけじゃあまり使いものにならない。たかだか7個のどうでもいい単語を覚えられるようになっても、おつかいに行く時に買ってくるものを覚えるくらいしか役に立たない。

 他のサイトなどでの場所法の説明は、普通ここまでで終わる。でも、ないぞう印は違う。これから、試験用に発展させていく。より多くの物の、単語とその意味を覚えれるようにしていく。

 ここでは、以下のことを覚えておいてほしい。

 

  1. 場所法は海馬の場所ニューロンを利用する
  2. 場所法はその場で実際に体験したイメージで覚える
  3. 覚える際は、登場人物・行動・感情を場所に絡める
  4. 場所をたどることで復習する
  5. 思い出すときは、登場人物や感情からイメージを想起して思い出す