ないぞう印暗記法

暗記が苦手だったないぞうが東象大学入学を目指すために身につけた暗記方法を完全無料で全部公開しちゃうぞう。

英単語の暗記手順

 英単語は、「単語」と「意味」を覚えるのが目的である。これをマスターすると、単語帳の単語はモチロンのこと、教科書、英字新聞、ペーパーバックや英語のウェブサイトを読みながらわからない単語を次々とメモっていき、それを次々と覚えて、知らない単語をどんどん減らす事ができるようになる。

 「ホーム」の「場所法を試す」では、「単語」だけを覚えたが、英単語は意味も覚えなければいけない。そのあたりが少し勝手が違う。

 だが、基本は同じだ。場所を覚えてそこに単語と意味をイメージとして紐付けていく。

 まずは手順を説明するぞう。

  1. 英単語用の場所を定義する
    場所の定義方法を参考に英単語用の場所を定義しよう。英単語専用の場所だ。通学ルートや散歩コース、思い出のデートコース。何でもいい。コースに沿って50箇所程度の場所を定義する。
     
  2. 場所を覚える
    定義した場所を覚えよう。通い慣れた場所なので、覚えるのも簡単だ。なかなか覚えられない場所は、定義から外そう。混乱してしまう場所も定義から外そう。頭の中で場所を順番に回ろう。ただしここで完璧に覚える必要はないし、覚えられなかったからと言って悲嘆することはない。復習しながら何度もルートを通るので、その過程で場所を完全に覚えることができる。
     
  3. 英単語と意味を配置する
    詳しくは、英単語と意味の配置方法で詳しく説明する。場所に英単語と意味を紐付ける。
     
  4. 復習する
    詳しくは英単語の復習方法で詳しく説明する。ルートを頭の中で通って復習をする。
     
  5. どんどん配置・復習する
    配置と復習を繰り返す。単語が次々と覚えられる。
     
  6. 覚えたかどうかの確認
    長期記憶への定着を行う。忘却との戦いである。
     

英単語と意味の配置方法

 「英単語 → 日本語」の方向で説明する。

  1. 配置する場所のイメージを膨らませる
    英単語用に定義した場所の1番目の場所を心に描こう。僕の場合は、「玄関のドアを開けて出たところ」、家の中から外に出るので今までいたところから異空間へと出て行くイメージ。ドアを開けると突然未知のものに出会うイメージがしっくり来る。
    例えばそこが、自分の部屋の机の前なのであれば、机の中からなにか見知らぬ物(例えば未来型ネコ型ロボットとか)が出てきたり、窓の外から何かがやってきたりとか、印象深くなるイメージを膨らまそう。
    僕の場所のイメージを参考にしたいのであればぼくの場所をみてみてくれ。

  2. 英単語と意味から登場人物と行動を定義して配置
    場所法を試す」でも説明したが、場所法での効果的な配置方法として、場所に登場人物と行動を定義し、自分と登場人物があたかもその行動をその場所で実際に体験したかのように錯覚して覚える。
    実際に例をあげてやってみよう。

    例1)
    場所:中庭入り口
    単語:elaborate
    意味:精巧な

    まず、中庭入り口は少し狭くて、暗いところから明るいところに出るイメージ。このイメージは毎日この場所を通っているので定着している。
    次に、登場人物を定義する。登場人物の設定は3パターンあって、単語から抜き出すのと意味から抜き出すのと、それ以外を定義するののいずれかだ。
    今回は単語から登場人物を抜き出す。「暗い」というイメージとぴったり合った「亡霊」しかも「エラの張った亡霊」を思い浮かべる。これで、elaborateのエラボレイまでを網羅した。
    暗くて細くなっている中庭の入り口に、エラの張った亡霊が漂っている。入り口で亡霊は、通せんぼをしている。これで、elaborateを完全に網羅した。エラの貼ったボウレイがトおせんぼをしている。エラボウレイト。エラボレイト。わーい!わーい!
    これで、場所とエラの張ったボウレイが融合し、さらに通せんぼをしているイメージまで完璧に出来上がった。
    次に、単語の意味を定義する。亡霊は幽霊なので、ぼんやりとしか見えないはず。でも、じっと亡霊をみてたら、亡霊がだんだんはっきり見えるようになってきた。そして最後には、亡霊の細部まではっきりと分かるようになり、亡霊の頭につけた三角の布がただの布じゃなくてとても精巧に作られた布だと解った。

    「中庭入口に行ったら、エラの張った亡霊が通せんぼしてて、最初はぼんやりとしか見えなかった三角の布がだんだんみえてきて精巧だと解った。」


    というのができた。なんども言っていると思うが、ここで勘違いしてほしくないのが、けして語呂合わせではないということだ。この文章を覚える必要はない。イメージを場所に配置するのだ。

    別の場所でもう一度elaborateをやってみよう。

    例2)
    場所:公園
    単語:elaborate
    意味:精巧な

    まず、場所だが、公園は明るくて、芝生が生えているイメージ。キャッチボールやサッカーが出来る。
    次は、登場人物と行動だが、今回はまず行動を定義してみる。エラボレイトと公園が結びつかないかなと考えたとき、サッカーのボレイシュートのイメージが湧いた。ボレイシュー。ほら、ボレイトが入っている。
    続けて、エラだが、これは、エラの張ったおじさんたちということにする。エラの張ったはげおやじたちがサッカーでボレーシュートをしたが、ゴールから外れてボールがコチラに飛んできた。
    飛んできたボールを見ると、ただのボールではない、とても精巧に作られた素晴らしいボールだった。

    「公園に行ったら、エラの張ったはげおやじたちがサッカーをしててボレーシュートしたボールがとても精巧だった。」



    またまた別の場所でもう一度elaborateをやってみよう。そんなに難しくなく、どんな場所でも作れるよっていうことが分かって欲しい。

    例3)
    場所:本屋
    単語:elaborate
    意味:精巧な

    本屋さんは、本の匂いがして店員さんがいるイメージ。いろんな本がいて客が立ち読みしている。
    本屋に新しく絵本の実験室「絵本ラボ」っていうのができて、そこで白衣のおじさんが本を冷凍したらどうなるかを実験したら、本のカバーがとても精巧になることが解った。

    「白衣のおじさんが絵本ラボで本を冷凍にしたら、本のカバーが精巧になった。」

    このような感じで、場所と登場人物と行動を組み合わせてイメージを作るというのが基本だ。最初は難しく感じるかもしれないが、慣れてくると、結構適当でも大丈夫になことがわかってくる。
    上の3つの例では、同じ単語でもいろいろな場所に配置できることが分かっていただけるよう同じ単語を使用したが、実際は、ひとつずつの単語をそれぞれの場所に順番に配置していく。その時は、場所と単語の偶然の出会いを楽しみながら配置していってほしい。

    今度はまったく別の例をあげよう。

    例4)
    場所:玄関の外
    単語:adorn
    意味:装飾する

    玄関を開けたら突然何かが起こるイメージ。
    あ!って思ったらドーン!って何かがぶつかってきた。ぶつかってきた人は、そのまま逃げてしまった。腕を見ると腕時計が無くなっている。装飾品泥棒だー!

    あ!ドーン!装飾品泥棒が時計を盗んでいった。」


    例5)
    場所:階段踊り場
    単語:garment
    意味:衣服

    階段踊り場は薄暗くて、そして、いつも蛾がとまっているイメージ。
    階段踊り場に行ったら、蛾の格好をしたスーパーヒーローのガーメンがいて、衣服を交換しようって言われたので、ガーメンと衣服の交換をした。


    このくらい適当でも意外と覚えられる。イメージが大切なのだ。

    例6)
    場所:マンション自動ドア
    単語:humble
    意味:控えめな

    ぼくのマンションはペットOKなので、マンションの自動ドアのところには、犬を抱いた人たちがいつもいる。

    マンションの自動ドアの前にいる、飼い主にだっこされている半分ブルドッグの犬が、自分は、半分だけがブルドッグなんだということを卑下していて、慎ましやか、控えめに生活していた。

    「自動ドア前にいるブルドッグの犬が慎ましやかに生活していた。」


    これらは、あくまで、ぼくの例であって、人の感性は10人10色で、さらに、イメージ化には今までの自分の人生で体験したことが深く影響されてくるので、自分のイメージを作らないと覚えられない。
    場所法は簡単だが、場所法のすばらしさを伝えるのが難しいのは、人のイメージを作ってあげられないことにあると思う。

 

 例に関してはどんどんと追加していこうと思う。とにかく難しく考えず、イメージを作ってみよう。かなり適当なイメージでも意外と覚えられる。

 

接頭辞へのキャラクタの定義

 英単語の特徴として、決まった接頭辞('con'やら're'やら'des'やら)がなんども出てくる。それぞれの接頭辞に、特定のキャラクタを紐付け、それをイメージ化に利用すると便利だし、登場人物を考える手間が省ける。

 以下に、僕の例を示す。人それぞれ、強いイメージを持てるキャラクタは異なると思うので、自分にあったキャラを考えてほしい。

 con:子狐のコン。

 re:リーだからブルース・リー

 des:ジスだからジイサン

 in:インコ、インド人

 per:パーマン、林家パー子

 em:エンだから、三遊亭円楽

 pe:ペだから、林家ペー

 同じキャラばかり出てくると混乱するんじゃないかと思うかもしれないが、不思議と大丈夫だ。場所法は不思議だ。

 

英単語の復習方法

 復習は「場所の定義方法」で説明したとおりだ。英単語だからといって特別なことはない。

 場所を頭の中で順番に訪問していく。訪問したら、その場所に定義したイメージを脳内で再生する。その時の雰囲気や空気感、雑音なども一緒に再生すると定着しやすい。

 上の例で行くと、玄関を出たら、明らかに泥棒の格好をした男が玄関の前の廊下を向こうから走ってきて、あ!って思ったらドーン!てぶつかって、腕を見たら時計がなくなっていた。装飾品泥棒だ!!というイメージを再生する。

 まず、登場人物を思い出すと、思い出しやすい。えっと、ここに誰が居たっけ?というふうに考えると、その時のイメージも芋づる式に出てくる。

 何を定義したかを忘れてしまったら、メモっておいた英単語を見て、イメージをもう一度配置する。その時に、そのイメージを忘れてしまっていたら、そのイメージはダメなイメージだ。もう一度イメージを考えよう。それは、別のイメージでも、たまたま前考えた同じイメージでも大丈夫。無理に別のものを考える必要はない。深く考えずに、もう一度イメージ化する。

 イメージをメモる必要はない。かなり手間がかかるし、あまり意味が無い。イメージは文章としてではなくイメージとして場所に配置してあるので、忘れたりしない。忘れたらつくり直そう。

 場所と配置した単語はメモっておこう。メモには、場所と英単語だけで、意味は書かない。長期記憶への定着で利用する。スマホを使っているなら、Evernote的なアプリにメモっておくと便利だ。アナログ派なら、小さな手帳にメモっていこう。

 暇さえあれば復習しよう。僕の場合は、5個程度配置したら、いったん復習をする。このあたりの頻度も個人差があると思う。最適解を導きだしてほしい。場所法の復習は、イメージを忘れた時以外は手ぶらでできる。通勤通学時間、寝る前、トイレ、お風呂、授業中、休み時間いつでもいい。単語帳がなくてもどこでも復習ができるのが場所法のメリットの中の一つだ。

長期記憶への定着

 ひとつのルートには50箇所程度の場所しか無い。ルートの最後まで行ったら、最初から繰り返す。最初から繰り返すと、前のイメージは上書きされてしまう。僕の場合はだいたい3巡まで大丈夫だがそれ以上だと、どんどん各イメージの干渉が強くなっていく。

 無理に覚えておかず、次々と上書きしよう。上書きするまでになんども復習しているはずなので、すでに長期記憶の「貯蔵」状態になっているはずだ。

 長期記憶には3つの「記銘」「貯蔵」「想起」という3段階がある。

  記銘・・・情報が脳に取り込める形式に変化した状態

  貯蔵・・・情報が脳に記録された状態

  想起・・・貯蔵した情報をおもいだすこと

 「想起」できるようになるためには、復習の時に作成したメモを使用する。メモには、場所と英単語が書いてあって、意味は書いてない。このメモを使って週一回程度、復習をする。

 なんだ、結局紙を使って復習するのかよ。と失望しないでほしい。やってみればわかるが、この時の復習、ビックリするくらい覚えている。サーっと一回流す感じで、よし、覚えてたって安心するためにやる感じ。

 

記憶する英単語の増やし方

 以下に書いているのは、僕が実際に実践しているやり方だ。この方法にとらわれず、自分にあった最適な方法を見つけてほしい。

  1. メモできるものを準備する
    簡単に持ち運びできるメモ帳を用意する。これは、スマホのアプリでもOKだ。なんども書いているが、僕はEvernoteを使用している。
  2. わからない単語をメモる
    わからない単語に出会ったら、その場で配置するのではなく、用意したメモ帳にとにかくメモっていく。
    単語帳、教科書、ペーパーバック、英語のWEBサイト、英字新聞などなど。とにかくメモろう。
  3. 場所に配置していく
    メモった単語を、一つ一つ場所に配置していく。わからない単語が出てきたらその場で場所に配置すると、英語を読むのにとても時間がかかってモチベーションが下がる。だから、その場ではメモっておいて、場所に配置する時間を別途つくるとやりやすい。
  4. メモと配置を繰り返す
    このサイクルができると、次々と単語を覚えていくことができる。ほんとうに魔法のように凄い。

 

 

 

 

 

 

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