ないぞう印暗記法

暗記が苦手だったないぞうが東象大学入学を目指すために身につけた暗記方法を完全無料で全部公開しちゃうぞう。

DUO 3.0を暗記する

 知る人ぞ知る受験生の英語学習の必需品、DUO3.0

DUO 3.0

 現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語が560の英文に凝縮されていて、これさえ覚えれば標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできる。

 ええ!?たった560の英文を覚えればいいの!楽ちん楽ちん。と、意気揚々に勉強を始めてみるが、常人にとってこれが恐ろしく無理難題だということがすぐにわかる。

 そして、ボブって変なやつだよねみたいなどうでもいい話題で終わってしまう。

 記憶法を知る前、チャレンジしてみた。この本の中に、覚え方が書いてある。そのとおりにやってみた。でも、まったく覚えられなかった。

 それから幾年月たっただろう。僕は完全に諦めていた。そんな時、場所法に出会った。

 暗記法を初めて数カ月で、300まで暗唱できるようになった。僕は社会人なので、学生さんたちに比べて勉強時間がほとんど取れない。そんな中数ヶ月で300まで、暗唱ができるようになった。1から300まで何も見ずに順番に暗唱ができる。

 勉強時間がたっぷり取れる学生さんなら、すぐに全部覚えられるんじゃないかなと思う。僕も後数ヶ月で全部暗唱できるようになるとおもう。

 以下に、実際に暗唱している動画を共有する。下の動画は1〜128を暗唱しているところだ。

 

ためしに場所法を適用してみた

 最初の試みとして、英単語と同様、語呂合わせを作って覚えようとしてみた。最初に行っておくが、この方法は全然ダメだった。

 例えば、「I have a pen.」を語呂合わせで、玄関を出たところに紐付けてみる。

 「玄関を出たら、アイアイとハブが居て、あっ!って思ったら向こうからペンギンが歩いてきたので、何とかしなきゃと思ってペンを持ってるのを思い出したから、ペンを取り出して3匹ともそれで刺し殺した。」

 Iアイとhaveがいてa!って思ったらpenギンが来た

 さて、どうでしょう。うまくいくじゃん。って一瞬思うけれども、それは、短い英文だからで、DUOの英文はもっと長くて複雑だ。例えば、Amazonのところの説明に乗っている例文を例にしよう。(これだと公開されているので著作権上問題がないと思う)

 「Medical breakthroughs have brought about great benefits for humanity as a whole.」

 「医学の飛躍的発展は人類全体に多大な恩恵をもたらしてきた。」

 これを玄関を出たところに紐付けてみよう

 「玄関を出たら、少女漫画くらい目のでかい軽部アナがブレークダンスを踊っていて、スルスルーって床で回っていたら、そこにハブが現れて、ブーってロウソクとア・バオア・クーとを吐き出して、グレートって言ったら、別のネコのフィットが現れた。フォウ・ムラサメがヒューンてマチルダさんにティを預けたら、あ!ってなって、ブラックホールに吸い込まれた。」

 この調子で10個くらいがんばってみたんです。

 でもどう考えても無理だった。全然覚えられないし、全然思い出せない。まず、長すぎる。話がとりとめない。とりとめのある話にしようとすると、考えるのに死ぬほど時間がかかる。覚えたとしても、どれが英語の一部なのかわからなくなる。

 では、どうすればいいのか?

こんどこそ場所法を適用

 ここで、場所法の特性を思い出してみよう。

 場所法は、ある場所で、自分がそのことをまるで経験したかのような錯覚を与えて覚えるというものだった。(詳しくは、場所法とはを参照してほしい)

 そして、DUOだが、DUOは印象深い例文ばかりだ。ニックはデブでどじだし、ボブはみんなからさげすまれ軽蔑されている。飛行機が墜落してみんな死んだり、男女が痴話喧嘩したり。

 ビックリするくらい、場所法と親和性が高い

 先程の英文を、「玄関から出たところ」に紐付けてみよう。

 まずは、日本語で紐付ける

 「医学の飛躍的発展は人類全体に多大な恩恵をもたらしてきた。」

 ただ、そのまま紐付けるわけではない。

 医学が発展しててよかったなぁとか医学すごい!のような気持ちをまず紐付ける。

 どうやるかというと例えば、玄関を出たら、じいさんばあさんの集団がいて、口々に、「長生きできてよかったです。医療の発展のおかげですじゃ」と言っているところを想像してみよう。

 このシーンを玄関が出たところに定着させる。頭の中で玄関から出ると、妙に元気なジジババ達が医療の発展について語っているシーン。

 このイメージの裏には、超高齢化社会で医療費がどんどん増加していくという現代の社会問題的な背景とかを僕が常に考えているから、定着が可能なのであり、万人に可能な例ではないことは注意してほしい。人それぞれにあったイメージがある。

 イメージを定着させながら、次に英語を紐付けよう。

 まずは、知らない単語があった場合は、「英単語を暗記するぞう」の章を併用して暗記する。ただ、ここでは、知らない単語リストに書いておくだけだ。後でゆっくり覚えよう。

 英語を紐付けるには、先ほどやった日本語のイメージ化を、記憶想起の契機とする。「玄関を開けたらジジババが、医学の発展のおかげですじゃって言ってる」ところからまず、医学の発展「Medical breakthroughs」

を思い出す。

 いやいやいやいや、medical breakthroughsは思い出せないよ、だいたい医学の発展=medical breakthoughって覚えてないもん、と突っ込みたくなるかもしれないが、そんな時は、「Medical breakthrough」を、「英単語を暗記するぞう」の章を併用して暗記しよう。

 次は、medical breakthrough がどうしたんだっけ?というのをイメージする。ジジババが元気になったので、ジジババにもたらされた。「bring about」された。しかも、すでにもたらされているから現在完了形だ。つまり、have brought about。さらに、ジジババだから、いろんな医学の発展があったんだろうな。だから複数形の「breakthroughs」。

 みたいな、いろいろなイメージを植えつけていく。

 上記の説明を読んだだけでは、複雑すぎてさすがに覚えられないのではないかと不安になると思うが、実際にやってみると、不思議と覚えられる。

 そしてこれは、自然と、英作文の練習にもなっている。日本語から英語に訳するとき、日本語の単語と英語の単語を1対1に対応させて翻訳するのではなく、いったんイメージに落としこんで、そのイメージをそのまま英語で表現することによって自然な文章となる。その訓練までもが場所法でできてしまうのだ。

 何をもたらしたかというと、benefit、しかも、ただのbenefitじゃなくて、greatなbenefit、さらに、ひとつだけじゃなくてたくさんのbenefit、つまり、great benefits。たくさんのジジババが医療の発展を感謝しているんだから、それぞれいろんな症状があってそれらが解決したんだから、利益は複数のはずだとイメージする。

 最後に、誰にとっての利益なのか。ジジババは、自分たちだけではない、孫やご近所さんもみーんな病気が良くなったとも言っているところをイメージする。つまり、全人類 = humanity as a whole

 まとめると、

 「玄関を出たらジジババが医学の発展のおかげで長生きできる、孫もご近所さんも皆、病気が治った。ヨカッタヨカッタ」って話しているところをイメージして、それを英語になおしていく。

本当にそんなことができるのか

 これって結局、英作文の能力が必要になるし、細かな熟語とかもきっちり覚えないといけないのではないか?それだったら普通に覚えたって変わらないし、結局大変でしょ。

 というふうに考えてしまうと思うし、自分でも書きながら、そう思われてしまうのではないかなと感じた。

 ただ、これまた、実際にやってみるとわかると思うが、不思議と覚えられる。僕は英作文がとても苦手だし、熟語も苦手だが、冒頭で紹介したとおり現在300程度まで英文を覚えている。

 英単語のような語呂合わせ的なイメージ化ではなく、本来の文章をそのままイメージ化して場所に紐付けると、不思議と英文自体を覚えることができるようになる。

DUO3.0以外にも適用できる

 ここでは、DUO3.0を例にあげて説明しているが、もちろん他の英文でも適用可能だ。

 昔テレビで、いわゆる天才と言われている人が、学生の頃は試験前に「範囲の教科書を丸暗記するだけでよかったので、勉強は楽でした」とか言ってるのを聞いたことがある。その時は、「いやいや、そんなの無理。教科書覚えるなんて簡単に言うけど無理。」って思っていたけど、今の僕ならできるとおもう。場所法で天才の仲間入りもできる

 ペーパーバックを最初から最後まで暗記(これはさすがに骨の折れる作業だとは思うが・・・)するのも夢ではない。これまたテレビで、英語が得意な人が、どうやって勉強したんですか?って聞かれてて、「本を一冊覚えました」と答えていた。英語上達への近道はやはり、英文の暗記なのだろう。日本語でも結局、いろいろな文章のパターンを覚えていて、時と場合に応じて、主語や述語や形容詞や副詞なんかを少し変えて話したり描いたりしている。英語も言語なのでそれと同様なことが可能だろう。そのためには、覚えている英文の母数を増やす必要がある。

英文の暗記手順

 英文の暗記手順も、単語や英単語と基本的には同じだ。場所を覚えてそこに英文をイメージで配置していく。

 

  1. 英文用の場所を定義する
    場所の定義方法を参考に英文用の場所を定義しよう。英単語とは別の場所だ。DUO3.0を覚えるのであれば、全部で560文なので、56箇所定義しておくと10周で全部が覚えられる。
     
  2. 場所を覚える
    定義した場所を覚えよう。覚え方は今までと同じだ。ここで完璧に覚える必要はないし、覚えられなかったからと言って悲嘆することはない。復習しながら何度もルートを通るので、その過程で場所を完全に覚えることができる。
     
  3. 英文をイメージ化して配置する
    今まで説明してきた方法で、場所に英文を紐付けて配置する。配置の例は、英文の配置例に記述する。
     
  4. 復習する
    詳しくは英文の復習方法で詳しく説明する。ルートを頭の中で通って復習をする。
     
  5. どんどん配置・復習する
    配置と復習を繰り返す。英文が次々と覚えられる。
     
  6. 覚えたかどうかの確認
    長期記憶への定着を行う。忘却との戦いである。
     

英文の配置例

 僕の英文の配置イメージを例としてあげる。あくまで例であり、皆さんとは場所が異なると思うので、イメージはそれぞれにあったものを考えてほしい。また、自分にあったイメージのほうが定着して覚えやすい。

 以下では、DUO3.0を実際に配置した例であるが、英文をそのまま乗せると著作権上問題があると思われるため、番号だけ書く。英文は各自のDUO3.0で確認してほしい。

 配置の基本は今までと同じだ。「場所〇〇で」「〇〇が」「〇〇している」「〇〇という感じがした」その時は「〇〇な雰囲気の時だった」といったことをおりまぜてイメージ化しよう。

 以下にはイメージ化までしか書かないが、イメージ化した後は上に書いたとおり、英文をイメージに紐付けていく必要がある。

 
例1)
番号:1
内容:個人の意志を尊重する的な内容
場所:焼肉屋

 焼肉屋にちょっと風変わりなカップルが居る。その二人の会話が聞こえてくる。

 「私は、コゲるくらいまで焼いたほうが好きなの!」「いやいや、ありえなくない?牛肉はすこし生のほうが美味しいんだってば。」

 この会話が延々、一時間くらい続いている。もういいじゃん。好きなように焼いて好きなように食べれば。そして僕はこう思った。

 「個人の意志は尊重しないといけないよね。」

 

まとめ:

 「焼肉屋で男女が延々と肉の焼き方で口論をしている。好きに焼けばいいじゃんって思った。」

 
例2)
番号:2
内容:気楽にいこうぜ、すべてうまく行くさ的な内容
場所:警察署裏の駐車場

 警察署から、薄ハゲの寂しい雰囲気をまとったおじさんと、警察官が出てきた。

 おじさんは警察官に「出所しても、就職もないし、一体どうしたらいいんだか・・・。」と言った。

 すると警察官は、軽い感じで、「気楽にいこうぜ、全部うまく行くよ」と言った。

 おじさん曰く、「そんな、適当なこと言わないでくださいよ。」

 警察官曰く、「ハハハ、ごめんごめん。」

 

まとめ:

 「警察署裏の駐車場で、寂しいおじさんが警官に、今後について相談したら、気楽にいこうぜって適当に答えられた。」

 
例3)
番号:3
内容:ネガティブはやめて、ポジティブに行こう的な内容
場所:マンション前の公園

 マンション前の公園で、主婦が二人で話している。。

 「うちの主人、浮気しているかもしれないの。そんな事になったら離婚だわ。そしたら、私と小さな乳飲み子は路頭に迷ってしまう。きっと飢え死にして死んでしまうんだわ。」

 すると、もう一人の主婦が、こう言った。

 「まぁまぁ、そんなふうに思いつめないで。もっと前向きに考えましょう。離婚したら、もっとステキなお金持ちの男と出会って素敵な人生を送れるかもしれないじゃない。」

 

まとめ:

 「マンション前の公園で主婦が、旦那の浮気について話している。ものすごくネガティブな奥さんを、もう一人が一生懸命元気づけようとしている。」

 

場所を1周してしまったら

 英単語の時は、1周したらどんどん上書きしていくよう説明した。英単語の最終目的は英単語と意味のイメージによる紐付けだったため、「想起」出来る状態にしさえすれば、あとは定着するために別途復習をすればよかった。

 DUO3.0はすべての暗唱が目的なので、上書きしない。共存させる。僕の場合、今最大5つの英文を同じ場所に共存させることができている。ただ、かなり干渉がきつくなってきたので、そろそろ限界かもしれない。

 そんな時は、新しい場所を定義しよう。続きはそちらに配置していく。そうすれば配置した英文の干渉もなくなる。56×5を2ルートに配置すれば560の英文をすべて順番に暗唱できることになる。

 新しい場所に行くタイミングは、各自の能力や個性に関連すると思うので、各自でいいタイミングを見計らってほしい。場所をたくさん定義できる人は、なるべく早く別の場所に行くことをお薦めする。僕はあまり場所の余裕がなかった(他に、英単語用、古文単語用、生物用語用などなど、いろいろ必要)のでなんとか2ルート程度で頑張ろうと思っている。

 

英文の復習方法

 復習は他のと同様、可能なかぎり暇を見つけて場所をめぐる。

 英文の場合、だんだん覚えてきたら、ひとつの英文の最初から最後までを頭の中で毎回思い出すと時間がかかって仕方がなくなってくる。そんな時は、場所に配置できているかどうかだけを確認する。各々の英文の最初の数単語だけを次々と思い出していく。そうすることで、すこし復習が楽になる。

 もちろん、すべてを思い出す復習もしないと、定着はできない。

 

 

 

 

 

 

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